こんにちは、はじめです。

「コンクールなんて、子どもの頃から英才教育を受けた人のものでしょ」

僕もずっとそう思っていました。でも実際は、

大人のアマチュア向けコンクールは普通にたくさんあって、初心者部門まであります。

しかも出場を決めた瞬間から、練習の質が別人のように変わります。この記事では、大人が出られる主なコンクールと、趣味勢こそ出るべき理由を書きます。

大人が出られる主なコンクール

エリーゼ音楽祭

「おとなのためのピアノコンクール」を掲げる代表格です。“音学ではなく音楽を”がコンセプトで、初心者から上級者までレベル別の部門があります。雰囲気も温かく、大人の初参加ならまずここを見てください。

大人のためのアマチュア・ピアノコンクール

その名の通り大人アマチュア専用。課題曲コースと自由曲コースがあり、自分の持ち曲で出られるのが嬉しいところです。

全日本ピアノコンクール

動画審査を採用している全国規模の大会です。「いきなり人前はハードルが高い」という人は、動画提出型から入るのが賢い選択です。自宅の演奏を撮って送るだけなので、心理的な壁が一段低い。

ピティナ・ピアノコンペティション(グランミューズ部門)

老舗ピティナの大人アマチュア部門。レベルは高めですが、ガチ勢の熱気を体験したいならここです。

地域の市民コンクール・音楽祭

実は狙い目です。地元の音楽協会が主催する小規模な大会は、参加費も安く、緊張の練習台として最適です。

趣味なのにコンクールに出る意味はあるのか

あります。理由は3つです。

1. 練習の質が強制的に上がる

締め切りと人の目。この2つが揃うと、大人の練習は化けます。

「なんとなく通し練習」が消えて、「この16小節を本番までに仕上げる」という逆算の練習になる。1曲を本気で磨き込む経験は、他の全ての曲の演奏レベルを底上げします。

2. 「本番の緊張」は本番でしか練習できない

人前で弾くと、手が震えて普段の7割も弾けません。これは場数でしか改善しません。コンクールはその場数を、真剣な空気の中で積める貴重な機会です。

3. 同じ大人の仲間が見つかる

会場に行くとわかりますが、出場者は普通の会社員、主婦、定年後の方。「大人からピアノ」の同志です。演奏後のロビーの雑談から練習仲間ができることも珍しくありません。

出るときの現実的なアドバイス

  • 背伸びした選曲をしない。 難曲を粗く弾くより、1ランク下を丁寧に弾くほうが評価も本番の安定感も上です
  • 本番3回分の「通し録画」をしておく。 緊張の予行演習になります
  • 賞は目的にしない。 目的は「締め切り付きで1曲を磨き込む経験」です。賞はおまけ

まとめ

  • 大人アマチュア向けコンクールは豊富にある(エリーゼ音楽祭が入門に最適)
  • 動画審査型なら心理ハードルが低い
  • 出る意味は「練習の質の強制向上」「場数」「仲間」

人前で弾く経験は特技としてのピアノにもつながります。1曲仕上げる練習法は単曲集中の記事をどうぞ。