こんにちは、はじめです。

先に結論を言います。

大人からピアノを始めても、ちゃんと弾けるようになります。

僕がそうでした。25歳、楽譜も読めない、右手の人差し指だけでメロディをつつく「1本指打法」からのスタートです。

そこから15年以上続けて、今はツェルニー40番を練習しつつ、レパートリーは100曲近くになりました。

なので「大人からじゃ遅いかな…」という心配は、今日で終わりにしてください。

その代わり、大人には大人のやり方があります。子どもと同じ道を歩こうとすると、高確率で挫折します。

この記事では、大人の初心者が最初にやるべきことを順番に書きます。

大人には大人の強みがある

「子どものほうが上達が早い」とよく言われます。半分本当で、半分嘘です。

たしかに指の柔軟性や吸収力は子どもが上です。でも大人には、

  • 理解力(楽譜の仕組みを理屈で理解できる)
  • 集中力(30分を密度高く使える)
  • 目的意識(弾きたい曲が明確にある)

という強力な武器があります。

実際、僕は楽典(音楽の理論)を本で読んで理解しましたが、これは大人だからできたことです。子どもは体で覚えますが、大人は頭で覚えてから体に落とせる。ここが最大の違いです。

最初にやるべき3つのこと

1. 弾きたい曲を1曲決める

教本から始めないでください。最初に決めるのは「この曲が弾きたい」の1曲です。

僕の場合は映画で聴いたクラシックの曲でした。この「弾きたい」というエネルギーが、最初の3ヶ月を支えてくれます。逆にこれがないと、バイエルの退屈な練習曲で心が折れます。

2. 鍵盤を用意する(最初は電子ピアノで十分)

いきなりアコースティックピアノは要りません。88鍵でタッチが重め(ハンマーアクション)の電子ピアノなら、練習には十分です。

僕も最初は電子ピアノでした。詳しくは電子ピアノの選び方の記事に書いています。

3. その曲の「初心者向けアレンジ楽譜」を手に入れる

原曲の楽譜はまだ弾けません。でも今は、有名曲ならほぼ必ず「入門向けアレンジ」が存在します。

ぷりんと楽譜(ヤマハ)などで1曲数百円からダウンロードできます。難易度表示があるので「入門」か「初級」を選んでください。

挫折しないための考え方

大人の初心者が挫折する原因は、才能ではありません。期待値の設定ミスです。

  • 1週間で弾けると思っていた → 実際は1〜3ヶ月かかる
  • 毎日1時間練習しようとした → 続かない

僕がおすすめするのは「1日15分、ただし毎日」です。

社会人の1時間はコストが高すぎます。15分なら歯磨きと同じ習慣にできます。そして上達は「練習時間の合計」より「触った日数」に比例します。これは15年やって断言できます。

教室と独学、どっちがいい?

結論、どちらでも上達します。性格で選んでください。

僕は独学スタートで、途中からレッスンも受けました。両方経験した感想は、それぞれの記事に書いています。

まとめ:今日やること

  1. 弾きたい曲を1曲決める
  2. 電子ピアノを調べる(買うのは決心がついてからでOK)
  3. その曲の入門アレンジ楽譜を探す

「いつか弾けたらいいな」の「いつか」は、始めた日から数えて1〜3ヶ月後に来ます。始めなければ永遠に来ません。

25歳の僕にできたので、あなたにもできます。

次に読む → ピアノはどのくらいで弾けるようになる?習得期間の目安