こんにちは、はじめです。
「ピアノって独学でも弾けるようになりますか?」
この質問への僕の答えは明確です。
なります。僕がなりました。
25歳、楽譜が読めない状態から独学で始めて、今はレパートリー100曲近く、ツェルニー40番を練習しています。
ただし。独学には正しい進め方と、知っておくべき落とし穴があります。良かったことも悪かったことも、全部書きます。
独学のメリットは「自由」に尽きる
- 費用がほぼかからない(楽譜代くらい)
- 好きな曲だけ弾ける
- 深夜でも早朝でも、自分のペースで練習できる
特に「好きな曲から始められる」は大きいです。僕は教本ではなく、弾きたかった映画音楽から入りました。この「弾きたい」の熱量があったから、一番キツい最初の3ヶ月を越えられました。
今はYouTubeに無料の解説動画が無限にあり、アプリも充実しています。独学環境は僕が始めた頃の何倍も整っています。無料でどこまでいけるかの記事やアプリの記事も参考にしてください。
独学のデメリットは2つだけ。でも重い
1. 癖に気づけない
これが最大の問題です。
力んだ手首、変な指使い、崩れたリズム。自分の癖は自分では絶対に見えません。
僕は数年独学でやった後にレッスンを受けて、脱力ができていないことを指摘されました。矯正には結構な時間がかかりました。最初に知っていれば…と正直思いました。
2. モチベーションの管理を全部自分でやる
締め切りも先生の目もないので、サボっても誰も何も言いません。1週間空くと罪悪感で腰が重くなり、そのままフェードアウト。独学挫折の王道パターンです。
挫折しない独学の進め方(5ステップ)
- 弾きたい曲を1曲決める(教本からではなく曲から)
- その曲の入門〜初級アレンジ楽譜を入手する(ぷりんと楽譜などで数百円)
- 両手いきなりではなく、片手ずつ→ゆっくり両手の順で
- 1日15分、毎日(長時間より高頻度。これは鉄則)
- スマホで自分の演奏を録画する(先生の代わりに客観視点を作る)
特に5は独学の生命線です。録画を見ると「思ってたのと違う…」と必ずなります。それが独学における「指摘」の代わりになります。
独学に向く人・向かない人
向く人
- 弾きたい曲が明確にある
- 調べて解決するのが苦にならない
- 録画チェックみたいな地味な検証ができる
向かない人
- 何が正解かわからないと不安で進めない
- 締め切りがないと動けない自覚がある
- クラシックの王道をきちんと積み上げたい
向かない人は素直に教室へ。教室の選び方に書きました。
僕のおすすめは「独学+スポット矯正」
15年やった結論としては、基本は独学、たまにプロの目が最強です。
ずっと通わなくていいんです。3ヶ月に1回、単発レッスンで癖をチェックしてもらうだけで、独学の最大の弱点が消えます。単発OKの教室やオンラインレッスンは探せば普通にあります。
費用は最小で、癖は放置しない。大人の独学はこの形が一番コスパがいいと思っています。
まとめ
- 独学で弾けるようになる。実証済み
- 敵は才能ではなく「癖」と「フェードアウト」
- 録画チェックを先生代わりにする
- 3ヶ月に1回のスポットレッスンで弱点を消す
次に読む → 挫折しない練習のコツ