こんにちは、はじめです。
結論から言います。大人の初心者の選曲は、
「知っている曲」の「簡単アレンジ」一択です。
「簡単な曲」ではありません。「簡単なアレンジ」です。この違いが、続くか挫折するかを分けます。
「簡単な曲」の罠
初心者向けと検索すると、チューリップとかメリーさんの羊が出てきます。たしかに簡単です。でも大人がこれを弾いて楽しいか?
楽しくないんですよ。
大人の挫折の多くは「難しいから」ではなく「退屈だから」です。子ども向けの簡単な曲は、大人の心を1ミリも動かしません。心が動かない練習は続きません。
正解は「憧れの曲の入門アレンジ」
今は、有名な曲ならほぼ必ず入門〜初級向けのアレンジ楽譜が存在します。
- ジブリ、ディズニーの名曲
- YOASOBI、米津玄師などのJ-POP
- エリーゼのために、カノンなどの定番クラシック
原曲の壮大さはありませんが、「あの曲を自分の手で鳴らしている」という感動は十分に味わえます。この感動が、次の練習のガソリンになります。
ぷりんと楽譜(ヤマハ)などで曲名を検索して、難易度「入門」または「初級」を選んでください。1曲数百円です。
僕が最初に弾いた「簡単な曲」
僕の1曲目は、映画で聴いて惚れ込んだクラシック曲の超簡単アレンジでした。
原曲は当時の僕には100年早い難曲。でも入門アレンジなら、1本指打法上がりの僕でも1ヶ月半で最後まで弾けました。
正直、アレンジはスカスカです。でも最後まで弾けた日のことは今でも覚えています。「自分はピアノが弾ける側の人間になれるかもしれない」と初めて思えた日です。
あの成功体験がなければ、100曲どころか2曲目もなかったと思います。
大人向けの「簡単」の目安
楽譜選びで見るポイントはこの3つです。
- 両手が同時に別々の動きをする箇所が少ない(左手は白玉=全音符や2分音符中心)
- 調号が少ない(♯や♭が0〜1個。ハ長調・ト長調あたり)
- 1ページ〜2ページで終わる
「音名フリガナ付き」「指番号付き」の初心者向け曲集も市販されています。Amazonで「大人の簡単ピアノ」と検索すると、青山しおりさんのシリーズなど定番が出てきます。書店で中身を見て「これなら追える」と思えるものを選んでください。
「簡単すぎる」は存在しない
大人は変にプライドがあるので、「入門レベルじゃ物足りない気がする」と背伸びしがちです。僕もそうでした。
でも断言します。最初の1曲に「簡単すぎる」はありません。
最後まで弾き切れることが全てです。8割の完成度で難しい曲を弾くより、簡単な曲を100%で弾くほうが、聴き手にも自分にも気持ちいい。上達とは、その「100%で弾けるライン」を少しずつ上げていく作業です。
まとめ
- 「簡単な曲」ではなく「憧れの曲の簡単アレンジ」を選ぶ
- 判断基準は、左手がシンプル・調号が少ない・短い
- 最初の1曲に「簡単すぎる」はない。弾き切ることが全て
次に読む → 好きな曲だけ弾いて上達する方法/初心者向け教本の選び方